この記事では、コンドームの選び方を徹底的に解説しています。
一口にコンドームといっても、薄さ・フィット感・ゼリー入りか否かなどで使い心地は全く違うんですよね。
自分に合ったコンドームを使用するだけで、今まで以上の満足感を感じることができます。
今までコンビニやネットショッピングで、とにかく安いゴム製のコンドームを買ってきた人は必見ですよ。
Contents
コンドームの選び方!5つの基準別におすすめを紹介します。
自分に合ったコンドームを見つけるには、いろんな商品を試してみるのが一番オススメです。
コンドームは今や100種類以上の商品が展開しています。
その中で、まずはざっくりと自分に合った商品を見つけましょう。
コンドーム選びのポイントは5つあります。
あなたが重要視するポイントをチェックしてください。
①サイズ
コンドームには、サイズがあります。
今まで何となくコンドームを買っていて、サイズがあることを知らない人もいるんじゃないでしょうか?
しかしサイズ違いのコンドームを使うと、
- セックス中にコンドームが取れる
- ペニスが痛くて集中できない
などのトラブルに見舞われる危険性が。
まずは自分のペニスサイズに合ったコンドームをチェックしましょう。
・Sサイズ
- 直径:31mm
(メーカーによって多少の差アリ)
コンドームの中でも、最も小さいサイズであるSサイズ。
「自分のペニスはそんな小さくないし…」
「例えもし小さくても、認めたくないし…」
そんな理由で、普通サイズのコンドームを購入している人もいるんじゃないでしょうか?
しかしペニスよりコンドームが大きいと、行為の途中で取れるなど避妊具として十分に機能しない危険性があるんですよね。
きちんと自分のサイズに合った製品を選びましょう。
Sサイズのコンドームは、種類が少ないので厳選したコンドームからあなた好みの商品をお試しください。
★Sサイズのコンドームはこちら
・Mサイズ
- 直径:33mm
(メーカーによって多少の差アリ)
コンドームの中で、最もオーソドックスなのがMサイズ。
一般的にコンビニやドラックストアで販売されているのが、Mサイズのコンドームです。
なので、普段購入しているコンドームで付け心地に違和感がなければ、そのままMサイズを装着ください。
種類も豊富なので、薄さや素材も参考にして、あなた好みのコンドームを探してみてください。
・Lサイズ
- 直径:38mm
(メーカーによって多少の差アリ)
Lサイズは、日本人平均より少し大きいペニスにフィットするサイズです。
普段購入しているコンドームに対して、「窮屈」「ズレてしまう」などの感想をお持ちの方はLサイズを使ってみましょう。
あまりコンビニやドラックストアでは販売されてないので、通販サイトからお探しください。
種類は少ないですが、有名メーカーから販売されているので安心して装着できますよ。
★Lサイズの主なコンドームはこちら
・LL(XL)サイズ
- 直径:46mm
(メーカーによって多少の差アリ)
Lサイズでもまだ窮屈という人は、LL(XL)サイズのコンドームをお試しください。
直径46mmともなると、日本人でそこまで大きいペニスはかなり珍しいと思います。
そのため、大手メーカーでの取り扱いがほとんどありません。
厳選されたコンドームの中から、あなた好みの商品をお試しください。
★LLサイズのコンドームはこちら
②薄さ
コンドームと言えば、やっぱり薄さですよね。
男の気持ちよさに直結するコンドームの薄さ。
実は、薄さによって早漏・遅漏の改善効果が期待できたりするんですよね。
自分の体質や用途に合った薄さのコンドームを選べば、男女ともにセックスの満足度が上がること間違いなしでしょう。
今回ご紹介するコンドームの薄さは、3つ。
それぞれ解説していきます。
・薄さが明記されてない(0.05㎜)
コンビニで販売されているコンドームのように、薄さの明記がされてない製品は基本的に0.05mmです。
最も一般的な薄さと言っていいでしょう。
男性によっては、膣内の刺激を十分に得られず物足りなさを感じるかもしれません。
しかしコンドームとしての安定感は抜群。
もしもの時のために、カバンの中に忍ばせておきたいコンドームとしてオススメです。
そして0.01mmよりも、0.05mmのコンドームを常備している方が女性から好感を得られます。
0.01mmを常備していると、どうしても「遊び人感」が出てしまいますからね。
初夜は0.05mmを使いましょう。
★主な0.05mmのコンドーム
・0.01mm
コンドーム業界で最薄の0.01mm。
根元から先端まで均一の0.01mmを実現させたコンドームは、世界広しと言えど日本だけ。
驚きの滑らかさで、膣内のぬくもりや感触がほぼダイレクトでペニスに伝わってきます。
0.01mmのコンドームは、
- 遅漏で悩んでいる
- とにかく快感を得たい
こんな人にオススメです。
特に遅漏で悩んでいる人は、ペニスに加わる刺激が強くなるため女性に負担をかけない適度な挿入時間を実現できるでしょう。
対して、早漏の人にはあまり0.01mmはオススメできません。
と言うのも感度が高すぎて、早漏を悪化させる危険性があるから。
自分の射精時間と向き合った上で、0.01mmを試してください。
★主な0.01mmのコンドーム
・ゴクアツ(0.1mm)
0.01mmの薄さに対して、日本コンドーム業界で最厚の0.1mm。
もはや膣内のぬくもりは感じられませんし、感度もほとんど伝わってきません。
そんな0.1mmのコンドームは、
- 早漏に悩んでいる
- もっと長い時間セックスを楽しみたい
こんな人にオススメです。
いわゆる三擦り半の男性でも、ゴクアツなら射精コントロールをしやすくなります。
「早漏でパートナーを満足させてあげれない…」
そんな人は、ぜひ一度0.1mmのコンドームをお試しください。
たっぷり潤滑ゼリー加工がされているので、摩擦による女性への負担も心配いりませんよ。
★主なゴクアツ(0.1mm)のコンドーム
③素材・使用感
「コンドームは、薄さより素材や使用感で選ぶ」
そんな男性もいるんじゃないでしょうか。
実際素材によっては、いくら薄くても使用感が強かったり痒みが出たりするんですよね。
素材にこだわれば、もしかしたら薄いコンドームよりも快感を得られるかもしれません。
今回、3つのコンドーム素材をご紹介します。
・ラテックスゴム素材
ラテックスゴムは、最もオーソドックスなコンドーム素材です。
現在コンドームの主流原料となっているラテックスは、ゴムの木の樹皮を傷つけた時に分泌される液体のことで、丈夫なゴム膜をつくることができるのが特徴です。
ラテックスゴムは、滑らかな使用感があることで定評があります。
またゴム素材のため、耐久性に優れており避妊用具としての安心感が高いです。
一般的にコンビニで購入できるような、薄さが明記されていないコンドームはラテックスゴム素材を使っていますね。
耐久性があるラテックスゴム素材ですが、ゴム臭が気になったり、アレルギー体質の人は痒みが出るというデメリットも。
一度試してみて、臭いが気になる・使い心地に違和感があった場合は、別の素材のコンドームを試してみましょう。
★主なラテックスゴム素材のコンドーム
・水系ポリウレタン素材
「ラテックスゴムは使用感が強い…」
そんな男性の声にお応えして、2007年にオカモトから発売された新素材”水系ポリウレタン素材“。
オカモトでしか取り扱われていないコンドーム素材です。
世界で初めてとなる水系ポリウレタンコンドーム「ヌード」を全国の薬局・薬店、ドラッグストアなどで販売を開始した。(中略)天然ゴム製でないためゴム臭がなく、ラテックスアレルギーの人も安心して使用できる。
本来ポリウレタン製のコンドームは、ゴム製に比べて硬いと言われてきました。
しかしオカモト独自の配合によって、水系ポリウレタンの開発に成功。
しなやかな使用感の実現と、ゴム製コンドームの問題点をすべて解決する製品が誕生しました。
と言ってもゴム製よりも伸縮性が悪いことは確か。
フィットするサイズを選ばないと、セックスに集中できなくなります。
ゴム製品に抵抗がある場合は、自分のサイズに適した水系ポリウレタン素材のコンドームを試してみたください。
★主な水系ポリウレタン素材
・イソプレンラバー素材
イソプレンラバー素材は、不二ラテックスでのみ扱われているコンドームの素材。
イソプレンラバーは、皮膚に最も近い柔らかさと言われ「もち肌のようなコンドーム」と比喩されることもあります。
イソプレンラバーコンドームは、医療で使用する手袋や哺乳瓶の乳首の部分に使用されていたりと、その素材の柔らかさは多方面ですでに使われています。合成ゴムのコンドームは、ゴムアレルギーの成分を含まないため、アレルギーの心配もないです。
イソプレンラバー素材のコンドームは、決して薄い製品ではなくても、熱伝導しやすく膣内の温かさを十分に感じることができます。
さらにラテックスゴム素材以上の伸縮性を持ち、避妊用具としての安心感も高いです。
イソプレンラバー素材は、最も機能性に優れたコンドームと言えるでしょう。
男女ともに物理的な気持ちよさと心理的な持ちよさを得ることができますよ。
★イソプレンラバー素材のコンドーム
④価格(ネットショッピング)
コンドームは、だいたい1000円前後で購入できます。
しかし薄ければ薄いほど、1箱に入ってるコンドームの数が少ないんですよね。
さらに同じ製品でも、実店舗とネットショッピングとでは倍以上値段が違ったりします。
そこで今回は、同じ製品を10個購入する際にかかる金額を基準にコンドームを選んでみましょう。
・1,000円以内のコンドーム
1,000円以内で購入できるコンドームは、だいたい薄さが明記されていない0.05mmサイズが多いです。
一般的な薄さで、避妊用具としての安心感はありますが、セックスの快感度は低いかもしれません。
「安くてセックスの快感度を上げたい…」
という人は迷わずイソプレンラバー素材のコンドームを購入しましょう。
熱伝導しやすいイソプレンラバーは、膣内のあたたかさを十分に感じられるので快感度向上が期待できます。
1,000円以内で購入できるコンドームの中では、イソプレンラバー素材が一番オススメです。
★主な1,000円以内で買えるコンドーム
・1,000円以上するコンドーム
10個買うのに1,000円以上かかるのは、0.01mmはじめ極薄に分類されるコンドームです。
0.01mmのコンドームは、だいたい1箱3~5個しか入っていません。
なのに金額は1箱900円程度するんですよね。
そのため、頻繁にコンドームを使用する人ならかなりの出費になるワケです。
出費が気になる人は、コンドームの二段構えがオススメ。
例えば、
- 普段は0.05mmのイソプレンラバー素材のコンドーム
- ここぞという時に0.01mmの極薄コンドーム
などコンドームを使い分ければ、極薄コンドームの消費を抑えることができますよ。
コンドームを変えるだけで男女ともに感じ方が違ってくるので、二段構えはセックスのマンネリ化を防ぐのにも効果的。
ぜひいろんなコンドームを使い分けて、出費を抑えつつ充実したセックスを楽しんでください。
★主な1,000円以上するコンドーム
⑤メーカー
コンドームは、メーカーによって様々な違いがあります。
また大手メーカーなら、避妊用具としての安全性はもちろん機能性も優れた商品が多いんですよね。
今回は、信頼度の高い4つのコンドームメーカーを紹介します。
・オカモト
オカモト株式会社は、日本で最も普及しているコンドームメーカーです。
★オカモトの主な製品ラインナップ
オカモト製品の特徴は、何と言っても徹底した品質管理の技術。
根元から先端まで均一の薄さを成型する技術は、日本でもトップクラスです。
中でも水系ポリウレタン素材を使用した「オカモトゼロワン 0.01mm」は一度は試してもらいたい商品です。
ポリウレタン素材にしなやかさがプラスされた新素材。
日本最薄のコンドームの中でも、水系ポリウレタン素材を使っているのはオカモトだけですよ。
オカモトは、日本で最も信頼されているコンドームメーカーと言っても、過言ではありません。
・サガミオリジナル
サガミオリジナルは、相模ゴム工業株式会社から販売されているコンドームメーカー。
★サガミオリジナルの主な製品ラインナップ
サガミオリジナルは、日本で初めてポリウレタン素材のコンドームを発売しました。
さらに日本最薄の0.01mmコンドームを初めて発売したのも、サガミオリジナルなんですよね。
セックスの満足度を追求して、コンドームの常識を覆してきたメーカーと言えますね。
化粧箱もシンプルでカッコ良く、個包装は開封しやすいブリスターパックを採用しています。
「コンドームを袋から取り出すのにいつも手間取る…」
という人は、一度サガミオリジナル0.01をお試しください。
・ジェクス
ジェクスは、ベビー用品などの衛生・生活用品も取り扱うコンドームメーカーです。
★ジェクスの主なコンドーム製品ラインナップ
ジェクスが取り扱っているコンドームは、ローションに大きな特徴があります。
人気のあるグラマラスバタフライシリーズは、ホットゼリーやチョコの香りのするゼリーなど豊富なラインナップが揃えられています。
香り付きコンドームを選ぶならジェクス製がオススメ。
「ゴムの臭いが気になる…」
そんな人は、ぜひパートナーと相談の上で好みのコンドームをお選びください。
・不二ラテックス
不二ラテックスは、コンドームはじめヘルスケア製品を多数扱っているメーカーです。
★不二ラテックスの主な製品ラインナップ
若者向けのスタイリッシュなパッケージが特徴的な不二ラテックスのコンドーム。
そんな不二ラテックスでは、医療用手袋に使用されるイソプレンラバー素材を採用したコンドームが販売されています。
その名もSKYN(スキン)。
薄さは0.05mmながらも、人間の肌にフィットする優しい質感で、他の素材以上に膣内の温かさを感じることができます。
イソプレンラバー素材を採用したコンドームは、不二ラテックスでしか取り扱われていません。
他社の製品とはまったく異なる質感を持ったコンドームなので、ぜひ一度お試しいただきたいです。
コンドーム選びは「女性の生の声」も参考にしよう!
コンドームを選ぶ際は「パートナーはどんなコンドームが好きか」も考えてみましょう。
と思っている男性は多いでしょう。
そこで当ページでは、女性100人を対象にコンドームに関するアンケート調査を行いました。
ぜひコンドーム選びの参考にしてください。
Q.コンドームは薄い方が気持ちいい?
コンドームは薄い方が「気持ちいい」と回答した女性は、67人。
やはり多くの女性が、男性と同じように薄いコンドームが好きなようです。
一方「気持ちよくない」と回答した女性は、なんと0人。
「違いがわからない」と回答した女性が、残りの33人でした。
本題に入る前に、まずは「違いが分からない」と答えた女性の声を見ていきましょう。
「違いがわからない」と回答した女性の多くが、コンドームよりも男性とのセックスの相性を重視しているようです。
相性が良ければ、コンドームの薄さを気にしない女性もいるようですね。
気持ちいいと回答した女性の意見
コンドームは薄い方が「気持ちいい」と回答した女性は、7割近い67人。
それでは意見を見ていきましょう。
多くの意見をまとめていると、女性は「機能性の高いコンドーム」を求めていることが分かりました。
確かに厚いコンドームは、ゴム感が強かったりローションが多かったりするので、セックスに集中できません。
そのため逆説的に、高機能な製品の多い「薄いコンドームが支持されている」印象がありました。
事実、厚くても熱が伝わりやすくてペニスの温かさが感じられるコンドームは、女性からの人気も高いです。
つまり女性は”薄さ”ではなくセックスに集中できるコンドームを求めているのでしょう。
コンドームの選び方まとめ!あなた好みの製品をお試しください。
この記事では、5つの基準でコンドームの選び方を紹介してきました。
あなた好みのコンドームは見つかりましたでしょうか?
またコンドーム選びは、女性の視点に立つことも大切。
セックスに集中できる製品を選びましょう。
薄さ・素材・メーカーなど、一つとして同じコンドームはありません。
色々試して、自分もパートナーも満足できるコンドームを選んでください。